尿量が「0」と表示される場合は、Tolettaの設置場所やねこちゃんの測定姿勢、またご利用の猫砂や砂の量などにより、排尿された尿がトレーに十分に落ちず尿量が「0ml」として表示される場合がございます。
正しく測定するために、下記ポイントをご確認ください。
✔️ ポイント1
ご愛猫様の元々の尿量が少ない
一回の尿量が10ml以下ですと尿が少ないので、計測できないケースがございます。
この場合、Tolettaでは尿量が「0ml」として表示されます。
この場合、ねこちゃんの飲水量を増やすことで尿量を増やすことが有効です。
飲水量を増やすことは、泌尿器疾患になりやすいねこちゃんにとっても良いことです。
もし、ウェットフードでお好きなものがありましたら、少量のお水を混ぜることでスープごはんになり飲水量が上がります。
ねこちゃんたちも、味が薄くなることを嫌がらなければむしろ食べれる量が増えたと喜んでくれます。
弊社のねこ社員たちもおやつの際にはやっています。
もし食べられるウェットフードがございましたらお試しください。
✔️ ポイント2
吸水性の高いねこ砂を使っている/ねこ砂の量が多い
吸水性の高い砂だと、尿がトレーまで落ちず尿量が計測できません。
また、ねこ砂の量が多い場合も、尿がトレーまで落ちず尿量が計測できない可能性がございます。
Tolettaは、尿だけがすのこの下に素早く落ちることで尿量測定を行っているので、
ウッドチップタイプの砂など尿を吸収しやすい砂は、尿が吸収されてしまってすのこの下に落ち切らず、測定が正しくできません。
尿量がうまく測れない場合は、少しねこ砂の量を減らしていただくこともお勧めです。
弊社推奨の撥水性の良い砂をお探しの方は、support@toletta.jpまでご質問ください。
✔️ ポイント3
設置場所が不安定
カーペットなどの敷物の上、不安定な床の上、ケージ内、トイレにカバーをしている環境では、正確に測定できません。
硬くて平らな床の上に置き、またねこちゃんの尻尾など体の一部が壁などに接触しないようなゆとりのある空間を確保し、高温多湿を避けた場所に設置してください。
※浴室の近くには設置しないようご注意ください。センサープレートの基盤が湿気により水没する懸念があります。
✔️ ポイント4
排尿と同時に排便をした場合
Tolettaは便の測定ができないため、尿と一緒に便をした場合、尿量は「0」と測定されます。
こちらは、動画で判断が可能です。
✔️ ポイント5
センサープレートの四隅の丸い窪みにゴミや塵が挟まっている
Tolettaは精密機器となり、尿量測定のためのセンサープレートは、非常にデリケートな製品となります。四隅の丸い窪みに少しでもゴミや塵が挟まっていると、センサーが無反応になり正しい測定ができません。
定期的に優しく清掃いただくようお願いします。